2010/07/23

Farther Along

 最近、自分と自分の音楽との距離に付いて考える。


 ある程度客観視できるようになったのは、情熱が薄れたからではなく、ちゃんと向かい合えるようになったからだと思う。20代の頃は、音楽でもなければ世界と 繋がっていけない、などいう強迫観念のような物に縛られていた気がする。そのくせ他人のせいにして演奏していたようなところがあった。
気がついたら、というよりは気が付かない振りをしていたことを認めたら
少し楽になった。


私は天才でも改革者でもない。
だが、私は私において特別なのだ。あなたがあなたにおいて特別であるように。私には私の音楽を伝える義務と権利がある。その権利とはある種の特権である。私以外の人にはどうでもいい特権であるが。



私達は少しずつ少しずつ理解していく。
我に於いて我は正しい。



遠い日に私達は知る
はるか遠い日に
私達はその訳を理解する
陽だまりに暮らす
兄弟達を勇気づけ
私達は理解していく
少しずつ


Farther Along(words by Unknown)
2006.3.16.

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